早く起きて、朝ごはんを食べて


最近、朝ごはんをしっかり食べるようになってから、色々なことが良い方向にまわり出している気がする。

元々私は朝ごはんは「食べないでもいい」と思う方だった。

子どもの時から朝が弱くて家を出る前に時間がなく、食べる習慣がつかなかった…というのがそもそもの原因だけど、朝の時間が確保できる生活になっても、別にお腹がすかなかったので、食べなかった。

一時期テレビによく出ていたごぼう茶の南雲先生が、「お腹がすかなければ無理に三食食べなくてもいい」と言っていて、「そうだよなー」なんて思っていた。(確かタモリも同じようなこと言ってた)

大抵ブランチか、お昼すぎまで何も食べない、ということもあった。


でも今月ぐらいから、何となく食べ始めた。

きっかけは、ある日、朝からせっせと掃除していたら、なんだか猛烈にお腹がすいてきて、昨日の残りのカレーを食べよう、と思った時に、「そうだ!チーズをかけてオーブンで焼きカレーにしよう!!」と思いついて、ものすごく幸せを感じたこと。

実際に食べたらやっぱりおいしくて、もっと幸せになった。

冷凍していた茶碗2杯分のごはんをぺろりと平らげ、普段とは違う自分の食欲にびっくりした。

その日は適当にカレーの上にピザ用チーズをふりかけて焼いただけだったけど、食後にレシピを調べていたら「チーズの前に卵を落とす」というのがあって、「わあ、なんておいしそうなんだろう!!」と思って、次の日も残っていたカレーで作って食べた。

やっぱりすごくおいしくて、幸せだった。


そうして「朝ごはんがおいしい幸せ」みたいのをつくづく感じた頃に、「妊娠を望むならしっかり食べた方がいい」みたいな情報を見かけた、というのもある。

真偽はよくわからないけど、そっか、赤ちゃんほしいし、三食しっかり食べよう、と心がけるようになったのだった。


朝ごはんを食べ始めたら、当たり前かもしれないけど、朝からよく動けるようになった。

なんとなくやる気というか、エネルギーがわいて、今までは面倒で夜にまとめてやっていたお皿洗いも、こまめにきれいにするようになった。

朝ごはんを作る流れでブロッコリーをゆでたりレタスをまとめて洗ったり、晩ごはんの下ごしらえなんかもするようになった。

以前より外に出るようになった。(少しずつ暖かくなってきたからというのもあるけど)

そんな風に日中よく動くようになったら、夜ぐっすり眠れるようになった。


あ、あと、朝ごはんを食べると規則正しく昼、夜もお腹がすくようになって、以前よりもちゃんとお腹がすくタイミングでご飯を食べることができるようになり、幸せ度が高まった気がする。

お腹のトラブルも目に見えて減ってきた。(元はすぐくだすタイプ)


体のリズムが整うと、生活のリズムもできてきて、心身共に健康的になっていくんだなあということがよくよくわかりました。

不思議。

今まで学校に通ったり、会社に行ったりしていた時は、生活のリズムを作りやすかったはずなのに、ちっとも作れていなかった。

むしろどんどん乱れていった。

今は自分でリズムを作らないと、どんどんだめな方向に堕ちていくことができるので。

危機感はずっとあったけど、ようやく、ましになってきたみたいです。


きっかけは「朝ごはん」。


昔の自分も、ただ朝ごはんを食べるだけで、リズムを改善できていたのかもしれないなあ。

あ、でも、そのためには早く起きることが必要で、それがやっぱりいちばんの問題だったのかも……。


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