年齢の刻み方


今朝、めざましテレビにAAAが出ていて、テロップでそれぞれのメンバーの名前と、その横に()で年齢も出ていて、そうしたらメンバーがみんなアラサーで、そこまで自分と年が離れていないのに驚いた。

AAAが出てきたばかりの時は、なんだか若い男女がわらわらしてるグループが出てきたわー、若々しいわー、なんて思っていて、ある時リリースされた『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』というシングルがハイロウズ(当時)のマーシー作詞作曲の、マーシーの個性が遺憾なく発揮されたすてきな曲で、ちょっとマーシー、よくわからないグループにこんなすてきな曲を提供してないで、自分で歌ってくれよ!なんて憤ったりしていた。

でも今、『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』がリリースされた年を調べてみたら2006年で、自分も普通に大学生の時で、AAAをよくわからん若者たちとか思ってた当時の自分も十分によくわからん若者だったので、びっくりする。


去年ゴマキが復帰した時、自分と同時代を生きたアイドルが、色々大変な経験をしたけど、それを乗り越えて戻ってきたんだと思って嬉しかった。
ゴマキが鮮烈にデビューした時は、まずその年齢が衝撃的で、自分より若いのに、こんなにも大人っぽい子がいるのかと驚いたものだ。
でも今、それから15年ばかりが経って改めてゴマキを見ると、ひとつふたつくらい年齢が違っても、その違いより、同時代、同世代みたいな感覚のほうをつよく感じる。


自分が大学1年の時の4年生はすごく大人に見えたし、4年の時の1年生はすごく若々しく見えた。
でも今は、大学生なんてみんなそんなに変わんないじゃんとか思う。

ちょっとした年齢差を、以前は結構大きく感じていたけど、そういう感じ方って、変わってゆくものなんだな。

学年があったり、社会人も3年めくらいまでは自分が何年めかを意識したりするけど、そういうのがなくなると、どんどん刻み方がざっくりしていくのかもしれない。

おばあちゃんになったら、70も80もそんなに変わらないよ、ぐらいに思えるようになったりするんだろうか。


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私は歩いている時や電車に乗っている時に何かを考えることが多くて、最近働き始めてそういう時間が増えたので、なんだかどうでもいいようなことを考えてばかりいる。

ここ数日のブログもそんな感じである。
こういう時に、「わりとどうでもいいかも」カテゴリが活きてくることよ。