自分の考えにフォーカスする


ブログを書き始めて、気づいたら5ヶ月近くが経っていた。早い。

私は暇な時間が多い生活を送っていて、ぽっかりあいた時間を、ブログを書く前までは、SNSを見たり、はてなブックマークを見たり、Yahoo!を見たり、日経ウーマンオンラインを見たり、X BRANDを見たり、サイゾーを見たり(たまにゲスなニュースをお腹いっぱい詰め込みたくなる。同じ理由で某人気ブロガーさんの毎日更新のブログを見たり)して、埋めることも多かった。

でもブログを書き始めたら、そういう時間も、そういう情報に手をのばすことも劇的に減った。


そういう時間は、決して幸せではなかった。
ただただ時間を埋めるために、自分にとって毒にも薬にもならない情報に手をのばしていた。惰性で。
けど、そういった情報ばかりを多く摂取していると、結果的には毒になる。気がした。
(某ブログはとても面白いのですが…!)

なんだろう、だったら本を読んだり新聞を読んだりした方が有意義なんじゃないかと、頭では思っているんだけど、そういうネット上の簡単に摂取できる情報ばかりに手をのばしていると、情報量の多い本や新聞に手をのばすのが面倒になってきてしまのだ。

そうして、せっかく時間があるのに本も読めない、新聞も読めない、有意義なことができない自分がどんどん嫌いになって、そうすると前向きなエネルギーも湧かなくなって、全てのやる気が減退していく。
何この地獄…!

そういう他人が発信する情報に、気分を害されることも多かった。
自分が見なければ知らなかったし、本来知る必要もない情報に、どうして気分を害されなければいけないのか。
ああ、なんてエネルギーの無駄遣い。


ブログを書き始めて、そういう他人が発信する情報に踊らされるよりも、「自分が考えること」にフォーカスできるようになったと思う。
それは素直に良かった。

ブログを書くためには、それなりに自分の考えを深める必要がある。
そうしてそれを適切な言葉を選びながら文章にする必要がある。
そのために、考えを深められるような有意義な情報を選ぶようになる。

以前よりも本や新聞を読めるようになった。
そんな風にして文章を書くというのは面倒くさい行為だから、情報量の多いものに手をのばす面倒くささも、乗り越えられるようになったのかもしれない。

まあ、そんな大した文章は書いてはいないのですが。
考え始めたことが結構大それたテーマだったりすると、考えれば考えるほど深みにはまってしまい、下書きに書きかけの文章がたまってゆくばかりになってしまったりして。


そう、考えれば考えるほど深みにはまる。
そんな弊害もある。

私は切り替えが下手なので、頭の中で色々考えているとそのことが頭を離れなくなってしまって、寝る前にそんな風になるとなかなか寝付けなくなるから困る。

自分の考えにフォーカスするのはいいことかもしれないけど、別に眠れなくなるほど考えなきゃいけない必要性は全くない。

最近マジで困っている。
瞑想するのがいいのかな。