自分なりに


あっという間に6月。娘はすくすく育って、言葉も日々増えており、もう赤ちゃん感はなくなりつつある。一緒に布団で寝ていると、娘がででん…と横になった時の占有面積がなんか広い。前はもっとちまっとしてたのに。布団はダブルなので余裕があるけど、実家のシングルベッドで2人で寝るのはもうきついなって感じ。

そういえば3月は働こうとしていたのだった。一番仲の良かったママ友が育休から復帰するのが寂しくて寂しくて、専業主婦の自分は社会から取り残されているような気持ちになって、そんな時にちょうどよい求人を見つけて、採用されて。でも結局働くのはやめた。娘が体力がついてきて、家の中ばかりで過ごすのにも限界が来て、毎日のように外に連れ出すようになると、私の体力の消耗がすごくて。その上で毎週土曜日に働こうと思っていたのだけど、自分の体力のなさを顧みると絶対に無理だとふと悟って、働き始める前に辞退した。その会社には申し訳なかった。

不思議。普通にOLしていた時は働くのなんてちっとも好きじゃなかったのに、そこから解放されたらまた働きたいと思うなんて。でもバリバリ働きたいわけではなく、ちょうどよく働きたい。そんなわがまま。

でも2人目も欲しいし(なかなかできない。妊活つらい)、転勤の可能性もなくはないし、保育園に預けて働いてもすぐやめることになるかもしれないし、保育園に預けずに働くのは週末をつぶす以外無理だし、今働くのは現実的に考えるとやはり難しいのであった。

それならば、専業主婦で、娘とたっぷり一緒にいられる時間があるからこそできることを、自分なりに頑張ろう…!と最近は発想を転換し、何とか日々を過ごしている。

今までは支援センターや公園なども適当にぶらっと行くだけだったけど、目的意識を持って行くようになった。イベントごとがある日を選んで行くと、刺激があって体をたくさんうごかせるから良い。

あとは習い事も始めた。毎週決まった時間に決まった人と集まること、に慣れて欲しいと思って。幼稚園から始まる集団生活に備えて。今のところ楽しそうではあるけど、ひとりで教室の中を動き回り、全然落ち着きがない。他の子と比べても、落ち着きのない方なのかもしれないと思う。少しずつ空間に慣れて、もっと参加できるようになるといいのだけど。

あとは、家に2人きりでいる時はテレビがどうしても多くなってしまうので、せめて意味のある内容のものを…と、こどもちゃれんじも始めた。DVDと絵本とおもちゃがセットになっていて、それらに触れていると生活習慣や言葉が自然と身につく仕組みになっており、なかなか良い。ちゃれんじを始めて娘は確実に言葉が増えた。

などなど。こうして書いてみると私、なかなか頑張っているのではないか。

でも最近ちょっと息切れしてきた感もある。梅雨が始まって、暑かったり寒かったり気候の変動が激しくて、そうゆうのもあるのかな。なんか疲れた。食欲も出ない。夫の言動にいちいちイライラしてしまう。

娘は可愛い。大切だし大好き。でもそういう気持ちと、子供とべったり過ごすのが辛い、めんどうくさいっていう気持ちは、普通に両立するものだと知った。

けれども子供に罪はなく、そういったネガティブな気持ちをぶつけることはしたくないので、抑制しているうちに、自分の中のストレスがいつのまにかすごいことになっていたりして、恐ろしい。

なんかなー、子育て大変。今のところ楽しいより大変の方が多いかな。私のキャパが狭いから。でもどうかこうか、息抜きしながらやってゆきたい。

2月はあっという間に


2月は忙しかった。前半は細々とやっている安い在宅仕事が繁忙期で、娘が夜寝てからパソコンに向かう日々が続き、自分の時間がほぼなかった。

その頃、娘の後追いが1歳4ヶ月にして急に激しくなった。一般的には落ち着く頃なのに。むしろ今までがなさすぎたのかな。一人遊びが上手で、トイレに着いてくることもなかったけど、今は真逆になってしまった。きっかけはもしかして、初めて支援センターの一時預かりを利用したことかもしれない。時間中ほとんど泣かず、とても楽しんでいたようだったんだけど、ママは常にそばにいるわけでなく、ふといなくなる可能性があることに急に気づいてしまったのだろうか。でも気づいてしまったものはもうしょうがない。一時預かりはとても素晴らしい制度なので、またどんどん利用しようとは思う。

それにしても今更だけど後追いって大変だな。ママ友さんが「家にいられない」と言ってたのをようやく理解した。体力もついてきて、家の中だけでは満足してくれないし、自分もずっとストーカーされてのんびりできず煮詰まる。外に連れ出してエネルギー発散してもらわねば、ってことで近頃は、寒さもおさまってきたのもあり、公園や児童館など以前より連れ出すようになった。

幸い、近所に住むママ友さんとの距離がだいぶ縮まり、声をかけてお互い暇してれば気軽に子供同士を遊ばせられるし、お互い酒好き、断乳済みってことで、今月は毎週のように昼間っから家飲みしていて、それがあったから仕事の忙しさと娘の後追いに耐えられたようなもので。ほんとうにありがたい存在なんだけど、4月から職場復帰してお子ちゃまも保育園に行くことが決まっているので、あまり会えなくなるのがとても寂しい。またそんな友達ができるかな。できるといいな。

そうしてどうかこうか仕事の繁忙期を乗り越え、ふと気づけば2月は、冬はもうすぐ終わりそうだ。冬の終わりをずっと待ち望んでいて、1月あたりはほんとうに辛かったんだけど、2月は短いからいつだってあっという間に終わる。それがいい。

あと、今までは娘と大人のご飯を別々に作って、別々に食べていたんだけど、夜の仕事の時間を確保するために、必要に追われて一緒に作るようになった。娘も食欲がでてきて、だいぶ大人と一緒のものを食べられるようになったし、そろそろ一緒に食卓を囲んでくださいと保健所にも言われていたので、タイミング的にもちょうどよかった。ご飯の支度を早めるのが面倒でぐずぐずしていたけど、まあいいきっかけになった。忙しくて大変だったけど、そんな思わぬ副産物もあった。

そして、煮詰まって爆発しそうだった時にたまたま見つけたパート(教育系)の募集になんとなく応募したら、採用試験に受かって、4月頃から土曜週1で働くことになるかもしれない。自分で応募したくせにすでに面倒くさくなっているけど、まあまた新しいことが始まるということで、心機一転、何とかやっていこうと思います。

ばたばたしてた


なんかばたばたしてた。ばたばたしてた、って遅刻とか連絡が遅れた時とかにもよく理由というか言い訳的に使う言葉だけど、ばたばたって何だよ、といつも思う。その漠然感が言い訳っぽさを増してしまうんだけど、まじでばたばたしてた、としか言いようがない時もある。子どもが出がけにうんちして、慌ててオムツ変えて、ようやっと外に出たら意外と寒くて、上着をぶ厚いのに着替えさせて、そんなこんなで遅れたーとか、説明すると長くて、逆に言い訳くさくなるし、結局ばたばたしてた、ってことになる。

そんな感じで、数日ばたばたしてた。すなわち、あんまり記憶に残らないような、人に説明するほどでもないような瑣末な事柄の連続で、何となくせわしなくなってた。今、娘が昼寝して、やっとひとりののんびり時間。

最近娘の昼寝の時間が15時頃で。体力があって昼寝1日1回の子なので(ほかの子は結構朝寝とかしてるみたいなのに)、娘が朝起きてから昼寝までの時間が長くって、疲れる。前は12時前後に寝てて、お昼ご飯の時間が遅くなるというのはあったけど、今より3時間前にひとり時間がやってきていたわけだから、ずいぶん楽だった。ママ友さんが、毎日支援センターやら児童館やらに外出してる人で、家にいられないから、と言っていて、娘はわりとひとり遊びもするので以前は家にふたりきりでもさほど大変感はなくてそれを聞いてもフーンて感じだったけど、今はその気持ちがわかる。娘も長時間はひとり遊びできなくてだんだんぐずぐずしてくるし、それにずっと付き合っているのも大変だし、外に連れてって気分転換させたほうがきっと良い。

1日の切れ目というか、休憩時間が、いいタイミングで持てたほうが、日々のパフォーマンスがあがりそうだな。なんか今の切れ目(15時)は、娘にとっても、私にとっても、いまいち。でもそんな生活リズムになっちゃってるからしょうがないや。

支援センターみたいな子供の遊び場って、うちの近所だと12時から13時までがお昼時間で遊べないんだけど、私は朝が遅めで(朝弱いし、夜泣きがあるせいでますます弱くなってる)、でも洗濯とか洗い物とか軽い掃除とか午前中にやっちゃいたいのもあって、色々済ませて身支度すると家出られるの11時とかになっちゃって、そしたらすぐお昼で大して遊べないから、そんなんだったら出かけるのめんどくさいやーめた、って今まではなってた。でもまー今の生活リズムだったら、お昼済ませて13時に遊び場に着いてゆっくり遊ぶ、ってこともできるかな。遊びは午前中っていう固定観念が抜けなかったけど、今度からそーしよー、と考えたら、ちょっと気持ちが楽になった。でも今冬で寒いし感染症流行ってるので、子どもが集まるところに行くのが怖いし、もうちょい暖かくなってからかなー。とか、ぐずぐず。

継続


峯田和伸が、俳優として活躍してるなあと思って、もうすっかりバンド活動はしていないのかな?と思って、検索したら、普通に2017年、シングル出したり、ライブやったり、色々やってた。銀杏BOYZのメンバーが脱退して、「光の中に立っていてね」を出したのが2014年初めで、いつのまにか時間が経って、男子の塊みたいなイメージだった峯田がもう40代だというので、驚いた。Instagramなんかもやっていた。

銀杏BOYZは好きだったけど、ブログを書籍化した「恋と退屈」を読んだら、ああ、この濃い濃い男子の世界には、入れない。無理。って思った。大学の時所属してたサークルの男子もそんな感じの濃ゆい世界を築いていて、入れない、と思っていて、銀杏は大学時代によく聴いていたので、必然、銀杏や峯田のことを思い出すと、大学の時のことも思い出す。大学時代は楽しかったけど痛々しい思い出も多く、どちらかというと後者の感じが私の中に色濃く残っているので、今ではあまり思い出したくない。だからつまり、峯田を見ると、ちょっと胸が痛むのであった。

そうして、好きだったのに活動を追っていない自分というのにも気づき、なんだってそうなのだよな。と思う。安室ちゃんだって、小室哲哉だって。まあ、それは自分の趣味とか確立する前に、流行していたものをシャワーのように浴びていただけだから、ファン、と名乗れるほどの好きさではないのだけど。盛り上がっている時を過ぎたらいつのまにか離れてく。それは普通のことだけど、さびしいことだとも思って、ほんとうは継続して好きでいられるマインド、継続して好きな対象をウォッチし続ける情熱が自分の中にほしい、と思う。以前にもそんなことをブログに書いた気がするから、私は変わってないし、ずっとこんな感じなんだろうな。

寒い朝


カーボンヒーターっていうのかな、すぐぱっと温かくなるやつ。あれを脱衣所に置いていて、最近朝はその前で着替えてる。

リビングは基本的には暖かくしてるので、ほんとはリビングで着替えたいけど、娘のそばにいるとかまって攻撃が始まっちゃうからね。ひとり遊びに集中してる間にそっとリビングから出て、諸々のことを済ませることが多い。

ヒーターの前で着替えてると、小学校低学年の頃、マンションに住んでいて、やっぱり朝、窓際に置いてあった電気ストーブの前で着替えてたなあって、思い出した。寒くてその前からなかなか動けなかった。そうしてもう少し思い出を先に進めて、高校の頃、その頃はもう一軒家の自分の部屋で朝着替えてたんだけど、やっぱり寒くて。布団から出て、パジャマを脱いだ時の寒さが嫌で、なかなか着替えるっていう動作に入れなくて。基本寝坊気味だったのでぐずぐずしてる時間もないし、でも寒いし、で当時の私が足りない脳みそで一生懸命考えたのが、寝る時にパジャマじゃなくてすでに制服のブラウスを着てしまうっていうことで。なんならネクタイまで締めちゃったりして。(私の学校の制服はネクタイだった)今考えるとわりとひどい。寝汗とか、そういう概念もなかったもので。女子校で、色気づいてもいなかったし。でも当時の私的にはかなりのグッドアイデアだったんだな。まあ、ぐうたらがすぎるという点はわかってたので、人には話さなかったけど。

カーボンヒーターはつけている間は結構熱くなるので、娘が触れる距離にいる時につけるのはまだ危険。娘と一緒のお風呂の後も、ほんとうはつけたいけどつけられない。なので私はお風呂入ってる間につけておいて、脱衣所を温めてる。出たら消す。そんで温まった脱衣所で着替えたり着替えさせたりあれこれを済ませる、という運用なんだけど、夫は娘をお風呂に入れた後、体だけ拭いてふたりしてすっぽんぽんでリビングに来る。恥じらいとかないのかな。ふたりしてはだかんぼでいつも驚くけど、ちょっとプッとなってしまう平和な光景でもある。