2月はあっという間に


2月は忙しかった。前半は細々とやっている安い在宅仕事が繁忙期で、娘が夜寝てからパソコンに向かう日々が続き、自分の時間がほぼなかった。

その頃、娘の後追いが1歳4ヶ月にして急に激しくなった。一般的には落ち着く頃なのに。むしろ今までがなさすぎたのかな。一人遊びが上手で、トイレに着いてくることもなかったけど、今は真逆になってしまった。きっかけはもしかして、初めて支援センターの一時預かりを利用したことかもしれない。時間中ほとんど泣かず、とても楽しんでいたようだったんだけど、ママは常にそばにいるわけでなく、ふといなくなる可能性があることに急に気づいてしまったのだろうか。でも気づいてしまったものはもうしょうがない。一時預かりはとても素晴らしい制度なので、またどんどん利用しようとは思う。

それにしても今更だけど後追いって大変だな。ママ友さんが「家にいられない」と言ってたのをようやく理解した。体力もついてきて、家の中だけでは満足してくれないし、自分もずっとストーカーされてのんびりできず煮詰まる。外に連れ出してエネルギー発散してもらわねば、ってことで近頃は、寒さもおさまってきたのもあり、公園や児童館など以前より連れ出すようになった。

幸い、近所に住むママ友さんとの距離がだいぶ縮まり、声をかけてお互い暇してれば気軽に子供同士を遊ばせられるし、お互い酒好き、断乳済みってことで、今月は毎週のように昼間っから家飲みしていて、それがあったから仕事の忙しさと娘の後追いに耐えられたようなもので。ほんとうにありがたい存在なんだけど、4月から職場復帰してお子ちゃまも保育園に行くことが決まっているので、あまり会えなくなるのがとても寂しい。またそんな友達ができるかな。できるといいな。

そうしてどうかこうか仕事の繁忙期を乗り越え、ふと気づけば2月は、冬はもうすぐ終わりそうだ。冬の終わりをずっと待ち望んでいて、1月あたりはほんとうに辛かったんだけど、2月は短いからいつだってあっという間に終わる。それがいい。

あと、今までは娘と大人のご飯を別々に作って、別々に食べていたんだけど、夜の仕事の時間を確保するために、必要に追われて一緒に作るようになった。娘も食欲がでてきて、だいぶ大人と一緒のものを食べられるようになったし、そろそろ一緒に食卓を囲んでくださいと保健所にも言われていたので、タイミング的にもちょうどよかった。ご飯の支度を早めるのが面倒でぐずぐずしていたけど、まあいいきっかけになった。忙しくて大変だったけど、そんな思わぬ副産物もあった。

そして、煮詰まって爆発しそうだった時にたまたま見つけたパート(教育系)の募集になんとなく応募したら、採用試験に受かって、4月頃から土曜週1で働くことになるかもしれない。自分で応募したくせにすでに面倒くさくなっているけど、まあまた新しいことが始まるということで、心機一転、何とかやっていこうと思います。

ばたばたしてた


なんかばたばたしてた。ばたばたしてた、って遅刻とか連絡が遅れた時とかにもよく理由というか言い訳的に使う言葉だけど、ばたばたって何だよ、といつも思う。その漠然感が言い訳っぽさを増してしまうんだけど、まじでばたばたしてた、としか言いようがない時もある。子どもが出がけにうんちして、慌ててオムツ変えて、ようやっと外に出たら意外と寒くて、上着をぶ厚いのに着替えさせて、そんなこんなで遅れたーとか、説明すると長くて、逆に言い訳くさくなるし、結局ばたばたしてた、ってことになる。

そんな感じで、数日ばたばたしてた。すなわち、あんまり記憶に残らないような、人に説明するほどでもないような瑣末な事柄の連続で、何となくせわしなくなってた。今、娘が昼寝して、やっとひとりののんびり時間。

最近娘の昼寝の時間が15時頃で。体力があって昼寝1日1回の子なので(ほかの子は結構朝寝とかしてるみたいなのに)、娘が朝起きてから昼寝までの時間が長くって、疲れる。前は12時前後に寝てて、お昼ご飯の時間が遅くなるというのはあったけど、今より3時間前にひとり時間がやってきていたわけだから、ずいぶん楽だった。ママ友さんが、毎日支援センターやら児童館やらに外出してる人で、家にいられないから、と言っていて、娘はわりとひとり遊びもするので以前は家にふたりきりでもさほど大変感はなくてそれを聞いてもフーンて感じだったけど、今はその気持ちがわかる。娘も長時間はひとり遊びできなくてだんだんぐずぐずしてくるし、それにずっと付き合っているのも大変だし、外に連れてって気分転換させたほうがきっと良い。

1日の切れ目というか、休憩時間が、いいタイミングで持てたほうが、日々のパフォーマンスがあがりそうだな。なんか今の切れ目(15時)は、娘にとっても、私にとっても、いまいち。でもそんな生活リズムになっちゃってるからしょうがないや。

支援センターみたいな子供の遊び場って、うちの近所だと12時から13時までがお昼時間で遊べないんだけど、私は朝が遅めで(朝弱いし、夜泣きがあるせいでますます弱くなってる)、でも洗濯とか洗い物とか軽い掃除とか午前中にやっちゃいたいのもあって、色々済ませて身支度すると家出られるの11時とかになっちゃって、そしたらすぐお昼で大して遊べないから、そんなんだったら出かけるのめんどくさいやーめた、って今まではなってた。でもまー今の生活リズムだったら、お昼済ませて13時に遊び場に着いてゆっくり遊ぶ、ってこともできるかな。遊びは午前中っていう固定観念が抜けなかったけど、今度からそーしよー、と考えたら、ちょっと気持ちが楽になった。でも今冬で寒いし感染症流行ってるので、子どもが集まるところに行くのが怖いし、もうちょい暖かくなってからかなー。とか、ぐずぐず。

継続


峯田和伸が、俳優として活躍してるなあと思って、もうすっかりバンド活動はしていないのかな?と思って、検索したら、普通に2017年、シングル出したり、ライブやったり、色々やってた。銀杏BOYZのメンバーが脱退して、「光の中に立っていてね」を出したのが2014年初めで、いつのまにか時間が経って、男子の塊みたいなイメージだった峯田がもう40代だというので、驚いた。Instagramなんかもやっていた。

銀杏BOYZは好きだったけど、ブログを書籍化した「恋と退屈」を読んだら、ああ、この濃い濃い男子の世界には、入れない。無理。って思った。大学の時所属してたサークルの男子もそんな感じの濃ゆい世界を築いていて、入れない、と思っていて、銀杏は大学時代によく聴いていたので、必然、銀杏や峯田のことを思い出すと、大学の時のことも思い出す。大学時代は楽しかったけど痛々しい思い出も多く、どちらかというと後者の感じが私の中に色濃く残っているので、今ではあまり思い出したくない。だからつまり、峯田を見ると、ちょっと胸が痛むのであった。

そうして、好きだったのに活動を追っていない自分というのにも気づき、なんだってそうなのだよな。と思う。安室ちゃんだって、小室哲哉だって。まあ、それは自分の趣味とか確立する前に、流行していたものをシャワーのように浴びていただけだから、ファン、と名乗れるほどの好きさではないのだけど。盛り上がっている時を過ぎたらいつのまにか離れてく。それは普通のことだけど、さびしいことだとも思って、ほんとうは継続して好きでいられるマインド、継続して好きな対象をウォッチし続ける情熱が自分の中にほしい、と思う。以前にもそんなことをブログに書いた気がするから、私は変わってないし、ずっとこんな感じなんだろうな。

寒い朝


カーボンヒーターっていうのかな、すぐぱっと温かくなるやつ。あれを脱衣所に置いていて、最近朝はその前で着替えてる。

リビングは基本的には暖かくしてるので、ほんとはリビングで着替えたいけど、娘のそばにいるとかまって攻撃が始まっちゃうからね。ひとり遊びに集中してる間にそっとリビングから出て、諸々のことを済ませることが多い。

ヒーターの前で着替えてると、小学校低学年の頃、マンションに住んでいて、やっぱり朝、窓際に置いてあった電気ストーブの前で着替えてたなあって、思い出した。寒くてその前からなかなか動けなかった。そうしてもう少し思い出を先に進めて、高校の頃、その頃はもう一軒家の自分の部屋で朝着替えてたんだけど、やっぱり寒くて。布団から出て、パジャマを脱いだ時の寒さが嫌で、なかなか着替えるっていう動作に入れなくて。基本寝坊気味だったのでぐずぐずしてる時間もないし、でも寒いし、で当時の私が足りない脳みそで一生懸命考えたのが、寝る時にパジャマじゃなくてすでに制服のブラウスを着てしまうっていうことで。なんならネクタイまで締めちゃったりして。(私の学校の制服はネクタイだった)今考えるとわりとひどい。寝汗とか、そういう概念もなかったもので。女子校で、色気づいてもいなかったし。でも当時の私的にはかなりのグッドアイデアだったんだな。まあ、ぐうたらがすぎるという点はわかってたので、人には話さなかったけど。

カーボンヒーターはつけている間は結構熱くなるので、娘が触れる距離にいる時につけるのはまだ危険。娘と一緒のお風呂の後も、ほんとうはつけたいけどつけられない。なので私はお風呂入ってる間につけておいて、脱衣所を温めてる。出たら消す。そんで温まった脱衣所で着替えたり着替えさせたりあれこれを済ませる、という運用なんだけど、夫は娘をお風呂に入れた後、体だけ拭いてふたりしてすっぽんぽんでリビングに来る。恥じらいとかないのかな。ふたりしてはだかんぼでいつも驚くけど、ちょっとプッとなってしまう平和な光景でもある。


雪が降ると、家にこもるいい口実になる。寒いし、滑ったら危ないしねって、家にいることが正しいことみたいに思える。マンションの目の前が中学校で、ベランダから見える広い土の校庭は、あっという間に真っ白になった。

あ、今ちょうど大雪警報が出た。

家にいるのが好きで、家にいるのが好きだからきっと、そこそこ片付いた状態を保ちたいし、インテリアなどもそれなりに気を遣いたい。居心地の良い家にしたい。でも、いつも忙しく家にいる時間が短い人ほど、家の中を整えることよりも、外に出ることのほうに重きを置いているような印象があるな。

子どもは毎日外で遊ばせたほうがいい、みたいなプレッシャーを日々感じている。もちろん、外に連れて行ったほうがいいとは私も思う。それにしても、寒い中子どもを連れて出かけるのは荷物が多くて大変で、ベビーカーや抱っこ紐から下ろした途端に娘はそこらへんを走り回って、上着を脱いだり荷物をまとめる余裕も無く追いかけまわさなくてはいけなくて、ほんと疲れるんだよな。そこからはずっと追いかけっこで、家に帰ったら疲労で呆然としてしまい、晩ご飯を作る気力も湧かない。体力なさすぎ。疲れが溜まり過ぎると不機嫌になってしまうので、それによって家庭の雰囲気を悪くするのも嫌だし、外に連れて行くのも私の場合、自分に無理のない範囲でがいいんだろうと思ってる。まあ、自分のなかでは結論出てるんだよな。でも夫や世間からのお出かけプレッシャーをどうしても感じる。スルースキルを磨きたい。

中学校は、雪のおかげで下校時間が早まったみたい。家の前の道が、下校する生徒達でワイワイと騒がしい。娘はぐっすり昼寝中。私も寝不足なのでちょっと寝よう。