方向性


昨日夫とけんかをした。夫の仕事がどんどん忙しくなり、平日は家事や育児の協力を求めることが難しくなって、そこまではなんとか対応してきたのだけど、週末になると全てのやる気を失ってしまう。週末は、娘を主に見る役目と、お皿洗いだけは何とかお願いしまっす!ってことでやってきたのだけど、夫も疲れすぎて、&仕事を家にも持って帰らざるを得なくなってきて、週末に助けてもらうのも、夫にそのエネルギーがなくなってきてしまった。

だけど週末になると家族で遠出したいと夫が言う。寝坊して、散らかった部屋で、もうすぐ娘のお昼ご飯の時間も近づいていて、お昼食べたらお昼寝の時間もあるから、そんな遊ぶ時間もとれないし。掃除もしたいし。家事は後回しにしたって溜まるだけで、ゼロにできずに常にうすく散らかっている状態が続いているのがストレスだし。と、色んな思いが噴出。夫が大変で疲れ切っているのはほんとによくわかる、家のことはできるだけ私がしよう、しなければ。わかってる、でも、私もそろそろエネルギーがなくなってきてた。

支離滅裂なままで湧き上がってくる思いを口にして、相手にはたぶんきちんと伝わっていない。私にもよくわからない、なんせ湧き上がってくる思いは断片的で一貫性がない。

でも一貫性がないなかから少しずつ思いのベクトルを見出して、整理整頓して、何とか今後の方向性を決めていく。

出かけたいなら前日までにどこ行きたいか決めて、当日は頑張って早起きして出かける。予定を決めたのなら、それを目掛けて前日までに家事や仕事や各々のやるべきことを終わらせるようにする。予定がそのモチベーションにもなるだろうし。

私は、週末の夫への依存度をもう少し下げるように心がける。日頃のいっぱいいっぱい感を少しでも薄めるために、100点ママに影響されて頑張ろうとするのをやめる。惣菜を買うなど、楽できることはする。あとは日常生活の中でもっと楽しいことを増やしていきたい。楽しい時間が過ごせれば、ご機嫌になれるから。

夫は娘に会いたいあまり残業を切り上げて帰ってくるけど、帰ってくる時間がちょうど娘の寝かしつけの時間で、その時にごはんの準備してーって始まると娘の寝る時間が遅くなって正直迷惑。そんでそのあと娘の寝かしつけにも参加してくるけど、娘は私にべったりだから横にいても何ら助けになってないし。娘より前にイビキかいて寝ちゃって、家に持ち帰った仕事も結局出来なくなってるし。会いたいのはわかるけど2日に1度くらいは仕事を減らすほうに集中してほしい。メリハリをつけてほしい。娘が寝るの遅いと私も自分の時間がゼロになって辛いんだ。

などなど。うむ、だいぶ整理できた。スッキリした。今日になったら、だいぶ気持ちも切り替えられて、私も夫も、前向きに行動できてる気がするな。今は夫が娘を公園に連れ出して、ひとりの時間。そう、こういうひとり時間もないと無理だな。こういう時間を作ることについては何とか協力をお願いしたい。

ところで娘は母と父が喧嘩しててもどこ吹く風とひとりでニコニコしてたな。よく、喧嘩してるとその雰囲気を感じとって泣きだす、みたいな話を聞く気がするけど。さすがに私が泣いてたら気を遣ったのか、普段はママべったりだけどあまり近づいてこなかったけど。ずっとニコニコ、楽しそうにしててちょ。この笑顔だけは守っていきたい。

ブログは気持ちの棚卸し


昨日ブログを書いているうちに自分のエモが飛び出してきて、そうしたら次々と自分の中にあった色々な気持ちが意識にのぼり言語化されて頭の中をぐるぐるとまわり、フラッシュバック的なこともあり非常に落ち込んで、夜夫に支離滅裂なことを話して涙してしまったりもしたのだけど、今朝になったら何となくすっきりしている。

https://note.mu/kensuu/n/nc6783b97497a

昨日これを読んで、エネルギー不足な自分でも少しずつ何かを始めていこうと思い、ブログもそのひとつのような感じで書いていこうかなと思ったんだよね。

文章の体裁を整えようと思うと面倒になって書けなくなるので、体裁なんて考えるのをやめる、自分の気持ちの棚卸しのために数分でもいいので書く。

今、横で娘に録画してあるおかあさんといっしょのコンサートを見せていて、ぼよよん行進曲のところで急に娘がけたけたと笑い始めて、1歳の子にもこの曲の良さ、楽しさがわかるのねーなどと思いつつ。

そうそう、自分の今の気持ちの落ち込みには夫の現状もとても深く関わっていることに昨日気づいて、そういう自分自身がかつての自分の母にも似ているということにも気づいて。そのへんの気づきについても整理しておきたいな。

用事があってもうすぐ出なきゃいけないのでこのへんで。それにしても娘はいつも楽しそうだ。たぶんわりと手がかからない子なんだと思う、今のところ。楽しそうなのはとてもとてもいいことで、閉塞感のある家庭内で、娘が救い。

娘の成長、私の成長


1歳3ヶ月の娘の、近頃の成長ぶりは見ているととても面白い。この数ヶ月くらいは、ひとりで立ち、歩けるようになる、という動作面の成長のゆっくりな過程で、日々の変化は少なかったように思うけど、年末頃から、言語や知覚面でのめざましい成長を急速に感じるようになった。

「め!」とか、「ご飯」とかの意味が通じるようになってきたなあ、ってところから、「ごちそうさまでした」を「ご…たー!」って言うようになったり、ぶたのぬいぐるみを近づけると「ぶーぶー」って言うようになったり。「おかあさんといっしょ」冒頭の「みんなー元気ー?」の呼びかけに、テレビの中の子どもたちと一緒に「はーい!」をしたり。「きんぎょがにげた」の絵本の、にげた金魚を探して指させるようになったり。

日々、昨日はできなかったこと、言えなかったことが、できるように、言えるようになっていて、そういう小さな発見が面白く、夫婦で共有してるアプリの育児日記に、忘れないうちに書き留めねば!って慌ててメモしてる。

そして、そういう風にすごい勢いで成長してる娘を間近に見ているからか…、最近、自分自身の成長のなさ、停滞ぶりが、心底嫌になってきた。ただ、日々、やらなきゃいけない家事育児をこなすだけでまじで精いっぱいだし、それも全然満足のいくレベルでこなせているわけではないし。本を読んだり、音楽を聞いたり、そういう文化的な活動を全くできていないし(Eテレの童謡は毎日聞いてるけど)、それを欲しているかというと、別に欲していない気もする。そういうエネルギーがない。

そうなると自分から出てくる話は家事と育児などの生活のことしかなくて、そんな話題しかでてこない自分はクソつまんない人間だなと思うし、まあママ友さん達と話している時はそういう話題でも十分盛り上がるんだけど、それにしても自分が発することは雑談や愚痴などがメインで、価値ある情報を提供できるわけでもない。ママ業が天職って感じの100点ママが地域の情報や育児の知識を毎度毎度教えてくれたりするので、そういう人と自分を比べても落ち込んでしまう。

100点ママを目の当たりにすると自分はこうはなれないな、とつくづく思う。たぶん私は仕事をしていたほうがいいんだろうな。いい、というか、まだマシ、という感じ。バリバリ仕事をする体力に欠けているので、100点仕事マンにもなれないんだけど、業務を創意工夫して効率化したりするのは好きで、事務作業は早いほうなので、そういうことをできる自分は悪くないって思えるから。ママ業で、まだそういう自信を持てる部分を見つけられてないんだな。

こんな私が、娘が大きくなった時に、一体何を教えられるんだろう。何を与えられるんだろう。と思うと辛い。今書いてて泣けてきた。ただ一生懸命育てるだけでいいじゃん、愛情を与えられればいいじゃん、とも思うけど、自分には「価値ある」何かが何もないように思う。そして、書いてて、価値って一体なんだよ、自分は価値に縛られてるんじゃん、とも思えてくる。周りの人にとっての、ママ友にとっての、娘にとっての、価値ある何かを得たいって、それって結局は、他人にとっての指標ってことじゃん。

書いてるうちにだんだんエモくなってきた。そして何となく今の自分の問題点もあぶり出されてきた。周りとか関係なく、ただ自分自身が成長すればいい。ひとつでも、自信が持てることを見つけられればいい。誰かに何かを提供する、という考えを捨てる。娘と一緒に、私も成長していこう。

近況


土曜の昼間、夫に娘をお願いし、同じ沿線上に住む友達との飲みにこれからむかうところ。

無事断乳したので(意外にあっさりとできた)、今はほぼ毎日お酒を飲んでいる。語るほどのこともない日々を過ごしていたけど、お酒を飲み始めたら少しずつ言葉がぽろぽろとこぼれるようになってきて、お酒ってやっぱりなんか人生の余白なんだな、と思う。

元々の待ち合わせ時間を30分遅らせてもらったうえに電車を1本乗り遅れて10分の遅刻で、ほんとうに私はだらしない。

夫の単身赴任が終わって、家族3人で住むようになって3ヶ月ちょっと。実家まではバス1本で帰れる場所なので気楽。

娘は1歳になって、今は1日中歩き回っていて、ただ歩くだけで楽しいといった感じで、元気に育ってる。

ママ友も数人できて、それは今のところネットなどで見る面倒な関係性ではなくて、ママ友たちと集まって色々ぐだぐだと話している時間にマジで結構心を支えられていたりする。

しかしとにかく私はいま生活に追われていて、家事がいつまでも終わらなくて、料理が面倒くさくてしょうがなくて、夫は仕事に追われていて残業がデフォルトになっていて、平日はひとりで育児をしていて、どうにもこうにも疲れきっている。

どうしてこんなに追われているのかなあ、何を省いて、どう効率化していけば、もっと心安らかでいられるのだろうか。

ただ娘はかわいい。イヤイヤ期が始まる前の1歳児はただただかわいい。グズグズでイライラさせられることもあるけど、やっぱりかわいくて、癒し。

静か


相変わらず、実家で子育てをしている。夫の単身赴任は残り数ヶ月。早く3人で暮らしたい。育児の幸せと苦労を、夫婦できちんと受け止めて分かち合いたい。

実家は楽だけど、少し息苦しい。一度実家を出たからこそよく見えるようになった、家族の歪な部分。でも、何十年も両親が積み重ねてきてしまったものだから、今更それをドラスティックに変えることは難しいのだ。それこそ、熟年離婚みたいなことになっちゃう。

今、久しぶりに家にひとりでいる。この週末は夫が来ているので、さっき娘を連れて散歩に出てもらった。両親も仕事や用事で出かけている。

ほっともっとのお弁当を食べて、そのごみを片付けもせず、机の前でぼんやりしている。テレビもつけていないから、ほんとうに静かだ。なんだろう、この静けさが、色んなもやもやを洗い流してくれるみたいな感じがする。退屈で、なんにもやる気がしなくて、でも心地よい。

月曜日、私が風邪を引いて、熱が39度近く出た。今日あたり、やっとだいぶ治ってきたかな、というところだ。

近ごろ、娘が下痢気味で離乳食をほとんど出してしまうようになり、おむつかぶれがひどくなったのと、頭皮の脂漏性湿疹でフケがポロポロ出るようになってしまった。機嫌もそこまでは悪くないし、育児書を見ても病気ではなさそう。きっと大したことではない、でもかわいそうで、何かと気をもんでいた。

しばらく様子を見ていたけど、長引いてきたので、月曜の午前中に小児科に行った。そこで、今後の指導と薬の処方と、「大事ない」というお墨付きをもらった。ああ、もっと早く行ってあげればよかったな、という後悔もあったけど、ようやく少しほっとしたら、その日の午後にぐんと私の熱が上がってしまったのだ。

去年の年末にも風邪を引いて、その時は確か、年末のバタバタの最中の、義実家への泊まりがけでの帰省の後だった。赤ちゃん連れの旅行も初めてだったし、何かと気苦労が多かったのだけど、やっぱり、無事終わってほっとしたタイミングで。そういうものなんだな。最近は気候の変動が激しかったので、風邪を引きやすい時期というのもあったと思うけど。今までそんなに頻繁に風邪を引くタイプではなかったのに、産後は体が弱るものらしい。

今回の下痢などを除けば、娘もうすぐ8ヶ月は元気元気。体力のない自分から、こんな元気者の娘が産まれてくるなんて思いもよらなかったよ。最近はずりばいで行動範囲をどんどこ拡大し、何かにつかまって足をつっぱり今にもつかまり立ちしそうな勢い。成長著しい娘に、日々エネルギー吸い取られてます。

そう、私、ちょっと疲れてたんだな。今、こんな時間を求めてたんだな。このタイミングで、この静けさの中で、ひとりになることができてよかったよ。だいぶ頭の整理ができた。さすがに弁当がらはもう片付けて、今はベッドの上でごろごろしている。音楽でもかけようか、本でも読もうか(こんな気持ちになること自体が久しぶり)、でもやっぱり昼寝かな。寝て起きたらまた娘や、家族や、色々なものにほどほどに向き合いつつ、それなりにがんばる。おやすみなさい。